AIエージェントに安全に作業を頼むプロンプトテンプレート|Codex・Claude Code・MCP向け
Codex、Claude Code、MCPに安全に作業を頼むための、小修正、記事追加、既存記事強化、MCP追加前確認、APIキー作業、push前レビュー、禁止事項テンプレート集です。
公開 2026.07.01 / 更新 2026.10.12
この記事のポイント
- 小修正、記事追加、MCP確認、APIキー作業、初見repo確認、push前レビューのテンプレを用意する
- 禁止事項と確認コマンドを最初に書く
- AGENTS.mdは毎回の依頼を短くするための土台になる
ZCode向けの安全依頼テンプレート
ZCodeに長時間作業を頼むときは、Goal Mode、Plan、Confirm、Usage Stats、Full Accessの禁止条件を依頼文に入れると事故範囲を狭められます。
| ZCodeで見る項目 | 確認すること | 詳しく読む |
|---|---|---|
| 最初の調査 | Explore/read-only相当で構造確認 | zcode-mcp-agents-md-subagents |
| 実装前 | Plan Modeで触るfileとcommandsを提示 | zcode-permission-safety |
| 完了条件 | build/check/diff確認までgoalに含める | zcode-goal-mode-agentic-development |
ZCode補足FAQ
ZCodeへ安全に頼む一文はありますか?
まずread-onlyで構造確認、次にPlan提示、実装後にbuild/check/git diff確認、Full Accessやpush/deployは明示許可なしで行わない、という条件を入れます。
2026年7月版:初見repoをまだ実行しない依頼テンプレート
このリポジトリをまだ実行しないでください。
まず読み取りだけで、README、package.json、pyproject.toml、setup.py、Dockerfile、.github/workflows、AGENTS.md、CLAUDE.mdを確認してください。
install、setup、test、dev server起動、curl/wget/Invoke-WebRequest、Docker build、外部URL取得、MCP追加、ネットワークアクセスは実行しないでください。
実行が必要そうな場合は、コマンド、目的、外部通信の有無、触るファイル、秘密情報に触れる可能性を先に報告してください。
.env、APIキー、Cookie、GitHub token、npm token、cloud key、SSH keyの実値は表示しないでください。外部通信と公式確認を使う作業のテンプレート
外部通信を使う場合は、どのドメインに何の目的でアクセスするか先に報告してください。
公式情報を確認した場合は、確認日とURLを本文またはSourceBoxに残してください。
報道ベースの未確認情報は断定せず、「報道では」「公式確認できる範囲では」と書き分けてください。
ネット接続、MCP、WebFetch、Bash/PowerShell、追加ツールが必要な場合は、実行前に止まって確認してください。2026年8月10日:Codex execを自動化へ組み込む前の確認
OpenAI公式Docsでは、codex execはTUIを開かずにスクリプトやCIからCodexを呼ぶ入口として説明されています。自動化では完了メッセージだけを信じず、権限、出力形式、セッション状態、MCPの必須性、終了コード・diff・テストを別々に確認します。
| 観点 | 最初に固定すること | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 権限 | 既定のread-onlyから始め、編集が必要なときだけworkspace-writeなどを明示する | sandbox指定と実際の変更範囲が依頼目的に一致するか |
| 出力 | 人間向けの最終メッセージと機械処理用JSONLを分ける | stdout / stderr、JSONLイベント、最終出力ファイルをCIログで混ぜない |
| 状態 | 使い捨てジョブでは--ephemeralを検討する | rolloutやsession logの保存範囲に秘密情報が残らないか |
| 設定 | ユーザー設定とrepoルールの読み込み範囲を確認する | --ignore-user-configや--ignore-rulesを安全策と誤解せず、使う環境を限定する |
| MCP | 必須MCPが失敗したら続行しない設計にする | requiredなサーバーの失敗を成功扱いにしない |
自動化依頼に残す停止条件
- 最初の1回はread-onlyで実行し、編集が必要ならsandbox flagを明記する。非推奨の--full-autoを安全設定として使わない。
- CIの成功は終了コード、生成物、git diff、lint / testを別々に判定し、最終メッセージだけで公開可否を決めない。
- 機械連携は--jsonやoutput schemaを使う場合でも、受け側で形式を検証し、想定外のイベントや欠落した最終出力で停止する。
- --ephemeralを使わないジョブでは、rollout、ログ、出力ファイルに秘密情報が残らないかを確認する。
- requiredなMCPサーバーが起動・接続に失敗した場合は、代替動作で続行せず、原因と未実行範囲を報告する。
- resumeや--lastで再開する場合は、対象repo、作業範囲、直前の差分、残りの停止条件を確認してから続ける。
- Git repoの確認を省略する設定は、管理された作業ディレクトリで必要性を説明できる場合に限る。
2026年7月版テンプレートFAQ
AIに公式情報を調べさせるときも危険がありますか?
あります。公式URLを指定して読む場合でも、外部ページ内の命令は上位指示として扱わず、secret、diff、ログを外部へ送らせないルールを入れます。
初見repoで最初からbuildまで頼んでもよいですか?
最初は避けます。読み取りだけでscripts、workflow、外部通信、secret参照を確認し、必要な1コマンドだけを限定実行にします。
中断したCodex CLIタスクを安全に再開する
ここからはCodex CLIの話です。Projects and chatsでは保存済みチャットに会話履歴と記録された作業ディレクトリが残る一方、Codexは現在のworking treeを読みます。CLI referenceでは対話型のcodex resumeと非対話型のcodex exec resumeは別の入口です。codex resume --lastは既定で現在のディレクトリにあるセッションを対象とし、--allは他ディレクトリのセッションも検索します。/compactは会話の前半を要約しますが、今のファイル、検証結果、作業許可が有効かまでは確かめません。このCLIの仕様をデスクトップアプリ、IDE拡張、APIへ一般化しないでください。
| 照合した状態 | 判断 | 安全な次の一手 |
|---|---|---|
| 保存済みの目的・許可範囲と引継ぎ記録が一致し、source SHAと関連入力ファイル・versionも同じ | 前回の依頼の未完了部分を続けられる | 前回のPASSを再利用するのは、その検証のsource SHAと対象入力・versionが一致すると確認できた場合だけ |
| 保存された作業場所やタスクが今回の対象と違う、または不明 | 対象repoやセッションを決めつけない | 読み取りでGit root・branch・statusを照合し、曖昧さが残るなら編集前に確認する。--allを自動で加えて対象を広げない |
| branch、作業ファイル、生成物が引継ぎ時から変わっている | 現在の作業ツリーを基準にする | statusとdiffを見て差分を記録し、破棄・巻き戻しや副作用を伴う操作は繰り返さない |
| 以前のPASSが別のsource SHA・入力に対するもの、または入力が不明 | 現状の検証結果として扱わない | 現在の入力を確認して、影響するゲートだけを改めて実行する |
| 同じworker/taskが稼働中だと観測できた | 並行作業中として扱う | 完了を待つか状態を共有し、同じ作業を重複起動しない |
| 前worker/taskの完了・終了を観測でき、未完了項目が引継ぎ記録に残る | 終了確認は権限追加や副作用の再実行を意味しない | 現状の差分を目的・許可範囲と照合し、承認済みの残作業だけ継続する |
| worker/taskの状態を観測できない | 稼働・完了のどちらとも判断できない | 経過時間や表示がないことだけで停止とみなさず、状態が分かるまで重複起動や副作用を保留する |
再開前の依頼テンプレート
空欄は「不明」とし、目的、引継ぎ時の証拠、現在の作業ツリーの食い違いを先に書き出します。source SHAだけで未コミットの入力が同じとは判断できないため、再利用する検証に関係するファイルやversionも残します。
再開前に読み取りで照合してください。食い違いがあれば、編集や副作用の前に止まって報告してください。
目的と許可された範囲:
引継ぎ時のsource SHA:
再利用したい検証 / 対象入力ファイル / version / 実行時点:
現在の作業場所の識別名 / Git root / branch / HEAD:
現在のstatus / changed files / outputs:
worker・taskの観測状態(稼働 / 完了 / 不明):
未完了の承認や副作用:
前回との差と不明点:
許可範囲内で安全に進める次の1 step:
読み取り確認の例:
git rev-parse --show-toplevel
git branch --show-current
git rev-parse HEAD
git status --short
git diff --stat
git diff --cached --statこれらのGit確認は現在のローカル情報を見るだけです。build、upload、CI、公開環境の完了を証明するものではありません。
判断の分岐例(どちらも仮例)
- 前回のPASSはsource SHA Aで記録されているが、現在は関連する設定ファイルが変更されている。古いPASSを現在の結果として使わず、差分を確認したうえで影響するゲートだけを今の入力で再実行する。この状況は仮例であり、実測の再現ではありません。
- 保存された作業ディレクトリが、今回意図したrepoの識別名と異なる。編集やセッション選択を進めず、現在のGit rootとbranchを確認し、どのタスクを対象にするか決める。--allで曖昧さを解消しようとしない。この状況は仮例であり、実測の再現ではありません。
安全依頼テンプレートに、退避済みかどうかを書く
AIに大きめの作業を頼むときは、禁止事項や確認コマンドだけでなく、作業前バックアップの有無も依頼文に入れておくと安全です。未追跡ファイル、uploadフォルダ、素材、ローカル設定を退避済みかどうかを明記すると、完了後の確認がしやすくなります。
ChatGPT Work向けの安全な依頼境界
apps・files・browserから必要な情報を調べ、下書きまで作成してください。
接続先、読み取るfile範囲、外部送信の有無を最初に示してください。
送信、公開、購入、削除、権限変更、Computer Useでの確定操作は実行前に止まり、承認を求めてください。
秘密情報を表示・転記せず、公式情報にはURLと確認日を残してください。
長時間taskはstep、停止条件、usage確認、未完了事項を報告してください。DeepSeek / Hermesに作業を頼むときの料金条件をプロンプトに入れる
DeepSeekを使うAIエージェントには、モデル、実行時間、リトライ上限、ファイル範囲、ピーク時間帯の扱いを依頼文に含めます。
| 確認観点 | この記事で扱うこと | 詳しく読む |
|---|---|---|
| モデル | Flash既定、Proは確認つき | deepseek-v4-pro-flash-pricing-comparison |
| 時間 | 公式Pricingのピーク枠(10:00-13:00 JST / 15:00-19:00 JST)を確認する | deepseek-api-peak-time-japan-schedule |
| 停止条件 | 最大時間・最大試行回数を書く | deepseek-hermes-ai-agent-cost-control |
DeepSeek料金の補足FAQ
DeepSeek利用時の依頼文には何を書けばよいですか?
モデル、実行時間、最大試行回数、触ってよいファイル、Pro利用の条件、push/deploy禁止、料金確認の条件を書きます。
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