AI開発用バックアップSSDの選び方|Codex・Claude Codeに作業を任せる前の安全装置
CodexやClaude Codeに大きな修正を任せる前の退避方法、SSDコピーを唯一のバックアップにしない運用、復元確認、SanDisk Extremeの旧型とV3の仕様差を整理します。
公開 2026.07.01 / 更新 2026.09.26
この記事のポイント
- gitは強力だが、未追跡ファイル、ローカル設定、素材、生成済みHTML、uploadフォルダまでは自動で守らない
- 大規模改修前は外付けSSDなどへ退避し、コピー後は切り離し、重要データは別の場所にも保管して復元できるか試す
- SanDisk Extreme V2とV3は型番・読出し速度が異なる。容量だけでなく、販売ページのSKU、write性能、PCの接続条件を比べる
AIに任せる前のバックアップは、保険ではなく作業設計
CodexやClaude Codeは、複数ファイルの修正、静的HTML生成、uploadフォルダの同期、記事クラスター追加のような作業を一気に進められます。だからこそ、作業前に「戻せる場所」を作っておく価値があります。
gitで管理しているファイルなら差分確認やcommitで戻せます。ただし、未追跡ファイル、ローカル設定、素材、画像、出力済みHTML、uploadフォルダ、作業メモは、repoや運用によって守られ方が違います。AIに大きく触らせる前に、作業フォルダごと退避する選択肢を持つと安心です。
gitだけでは守れないもの
| 対象 | 起きやすいこと | 退避しておきたい理由 |
|---|---|---|
| 未追跡ファイル | 作業途中のメモや画像がgit statusで見落とされる | 削除や上書き後に復元しにくい |
| ローカル設定 | 環境別の設定、エディタ設定、確認用ファイルが残る | repo外の前提が壊れると再現に時間がかかる |
| 素材・画像 | 圧縮前、生成前、差し替え前の素材が残る | 公開後に元素材が必要になることがある |
| 出力済みHTML | distや静的生成物がbuildで入れ替わる | 差分確認や納品面の比較に使える |
| uploadフォルダ | 公開用ミラーがbuildや同期で丸ごと変わる | 本番反映前の最終状態として残しておきたい |
| 作業メモ | 依頼文、検証メモ、手順ログが散らばる | あとで同じ作業を再現しやすい |
外付けSSDを使うとよい場面
- 大規模改修や記事クラスター追加の前
- push / deploy / 納品用upload更新の前
- CodexやClaude Codeを長時間走らせる前
- MCP連携や外部ツール権限を試す前
- 画像、動画、生成HTML、検証ログなど容量のある生成物を退避したいとき
SSD 1台だけを唯一のバックアップにしない
外付けSSDへコピーしただけでは、作業端末と同じ場所にある1組のコピーです。CISAは重要データのオフライン・暗号化バックアップと、可用性・整合性の定期確認を勧め、接続中のバックアップはランサムウェアに削除・暗号化される場合があると説明しています。個人開発でも、退避後はSSDを取り外し、失いたくない素材や設定は別媒体または別の場所にも複製しておくと、端末故障やランサムウェアの影響を受ける経路を分けられます。
- 作業前に退避したら、コピー先で重要ファイルを開けることを確認する
- 大きな変更のあとに、退避コピーから一部のファイルや作業フォルダを一時場所へ戻せるか試す
- バックアップ後は外付けSSDを安全に取り外し、常時接続したままにしない
- 復旧が難しい素材や設定は、別媒体・別の保管場所にもコピーを置く
AI開発用SSDを選ぶ観点
| 観点 | 見るポイント | AI開発での意味 |
|---|---|---|
| 容量 | 1TB以上あると複数repoや画像素材を置きやすい | dist、upload、素材、ログをまとめて退避しやすい |
| 速度 | USB 3.2 Gen 2など高速転送に対応しているか | 大量ファイルのコピー待ちを減らせる |
| 接続端子 | Type-C、Type-A変換、手元PCとの相性 | Windows / Mac / ノートPC間で使い回しやすい |
| 対応環境 | Windows / Macなどの対応表記 | 複数環境で作業する人ほど確認したい |
| 持ち運び | 小型・軽量か | 外出先や別PCで作業する場合に扱いやすい |
| 耐久性 | 防滴・防塵、保証など | 持ち運び用バックアップ先として安心しやすい |
SanDisk Extremeは型番ごとに仕様を照合する
SanDisk Extreme Portable SSDのV2系には、1TBのSDSSDE61-1T00-G25があります。公式仕様はUSB 3.2 Gen 2、最大読出し1050MB/秒・書込み1000MB/秒、IP65、最大3mの落下保護、5年限定保証です。これらはこの型番の仕様です。製品名が近い別世代もあるため、購入時は注文対象の型番と仕様を照合してください。
SanDisk Extreme Portable SSD V3の1TB型番はSDSSDE70-1T00-G25で、SDSSDE61系とは別製品です。公式仕様は最大読出し2000MB/秒、書込み速度はそれより低く、IP65、最大3mの落下保護、256-bit AES password protection、5年限定保証です。メーカーは実効速度がhost deviceやinterfaceなどに左右されると明記しているため、数字だけでバックアップが2倍速いと判断せず、地域ごとの販売・保証条件、PC側の接続条件、書込み速度、価格を合わせて比較してください。価格や在庫は販売ページで確認してください。
バックアップ前に最低限見るチェックリスト
- git statusで未追跡ファイルを確認する
- 作業フォルダ、素材、upload、ローカル設定、メモを退避対象に入れる
- コピー後にフォルダ名へ日付と作業名を付ける
- build前後でdist / upload / sitemapの差分を確認する
- pushやdeployの前に、戻せる状態があるかを確認する
バックアップSSDのよくある質問
gitがあれば外付けSSDバックアップは不要ですか?
不要とは言い切れません。gitは管理対象ファイルの差分に強い一方、未追跡ファイル、素材、ローカル設定、uploadフォルダ、作業メモは運用によって守られ方が違います。
外付けSSDにコピーすれば、それだけでバックアップは十分ですか?
重要なデータをSSD 1台だけに置くのは避けます。コピー後はドライブを切り離し、別の場所にも必要なファイルを保管し、定期的にコピーから戻せるか確認してください。CISAもオフラインバックアップと可用性・整合性の定期確認を勧めています。
SanDisk Extreme V2とV3はどう比べればよいですか?
公式仕様ではV2の1TB型番SDSSDE61-1T00-G25は最大1050MB/秒の読出しと1000MB/秒の書込み、V3のSDSSDE70-1T00-G25は最大2000MB/秒の読出しで書込みはそれより低い仕様です。実効速度はPC側のinterfaceなどでも変わるため、販売ページの型番と自分の接続条件を確認してください。
AIに小さな修正だけ頼む場合もSSDへ退避すべきですか?
毎回必須ではありません。大規模改修、長時間実行、MCP連携、push/deploy前、生成物が多い作業など、戻す手間が大きい場面で検討します。
SSDの価格や在庫はこの記事で確認できますか?
価格・在庫・配送日・ポイント・レビュー点数は変動するため固定表示していません。最新の価格や在庫状況はAmazonの商品ページをご確認ください。
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