CodexでSakana Fugu / Fugu Ultraを使う設定手順:APIキー・base URL・model IDの確認ポイント
CodexでSakana Fugu / Fugu Ultraを使う前に確認するAPIキー、base URL、model ID、Codexのcustom model provider設定、Windows / PowerShellの注意点、秘密情報管理、失敗しやすい確認ポイントを整理します。
公開 2026.06.25 / 更新 2026.07.12
設定値は記事からコピーせず、Sakana公式consoleの最新表示を起点にします。Codex側ではAPIキーを環境変数へ分離し、base URL・model ID・wire APIを確認してから読み取り中心の小さなタスクで試します。
- 公式consoleで確認する項目
- Codexのconfig.tomlとPowerShell
- 401/403/429の切り分け
- APIキーの実値
- 古い固定model IDの保証
- 本番repoでの無確認実行
この記事のポイント
- CodexでFuguを使う前に、公式consoleでbase URL、model ID、APIキー、料金を確認する
- Codexのcustom model providerではbase_urlとenv_keyを分け、APIキーをconfigやGitに直書きしない
- Windowsでは公式ワンライン手順をそのまま前提にせず、PowerShellの環境変数と手動設定を確認する
設定前に確認する値
| 認証 | APIキー名と保存場所。実値は記事やログに出さない |
| 接続先 | Sakana公式consoleのbase URLを使う |
| モデル | consoleで表示されたmodel IDを使う |
| 動作確認 | 小さな読み取りタスク→usage・エラー・差分を確認 |
この記事でできるようになること
この記事は、Sakana Fugu / Fugu UltraをCodexから使う前に、何をどの順番で確認すべきかを整理する実用ガイドです。公式consoleの値を直接取得できない部分があるため、この記事では固定値の丸写しではなく、base URL、model ID、APIキー、料金、秘密情報管理を確認する手順に絞ります。
まず結論:Codexで使う前に確認する4点
- 公式consoleでbase URLを確認する。
- 公式consoleでmodel IDを確認する。Fugu Ultraは日付付きモデル名が示される場合がある。
- APIキーは環境変数から読み、Git管理下のファイルへ直書きしない。
- FuguとFugu Ultraの料金、出力トークン、272K超コンテキスト、データ利用オプトアウトを確認する。
前提:OpenAI互換APIとは何か
OpenAI互換APIとは、OpenAI SDKやOpenAI互換のクライアントが想定する形式に近いAPIとして使える、という意味です。Sakana Fuguは公式製品ページでOpenAI互換APIとして説明されています。ただし、互換APIであることと、すべてのクライアント機能が同じ挙動になることは別です。Codexで使う場合は、Codex側が期待するwire API、認証、base URL、model名の組み合わせを確認します。
公式consoleで確認するもの
| 項目 | 確認する場所 | メモ |
|---|---|---|
| base URL | Sakana Fugu console / Get Started | 記事の古い値よりconsole表示を優先する |
| model ID | Sakana Fugu console | fugu、fugu-ultra、日付付きモデル名の違いを見る |
| APIキー | consoleのAPI key画面 | 作成後は再表示できない場合があるため、安全な保管場所を決める |
| 利用地域 | FAQ / Terms | EU/EEAでは提供されないと公式FAQにある |
| データ利用 | console / FAQ | 学習利用のオプトアウトを確認する |
| 料金 | pricing / usage | 出力単価と長文コンテキストの上振れを見る |
Codexに渡す設定例
OpenAI DevelopersのCodex設定では、custom model providerにbase_urlとenv_keyを持たせ、model_providerで参照する形が示されています。ただし、providerや認証を変える設定はproject-local .codex/config.tomlではなく、基本的にユーザー側の~/.codex/config.tomlへ置きます。project-local .codex/config.tomlにmodel_providerやmodel_providersを書いても、Codexはそれらを無視すると説明されています。
| 置き場所 | 向く内容 | 混同しないこと |
|---|---|---|
| ~/.codex/config.toml | model_provider、model_providers、base_url、env_keyなどprovider・認証に関わる設定 | API接続先や認証方式を変える設定はここに置く |
| project-local .codex/config.toml | 信頼済みプロジェクトで使うproject-scopedな作業設定 | model_provider / model_providers / openai_base_urlなどは無視される |
| AGENTS.md | リポジトリの作業ルール、禁止操作、build/check手順 | APIキーやprovider認証設定を書かない |
# ~/.codex/config.toml
# provider・認証変更系の設定は、project-local .codex/config.toml ではなくユーザーconfig側に置く。
# 値はすべて例です。実際のbase URLとmodel IDはSakana公式consoleで確認してください。
model = "<公式consoleで表示されたmodel ID>"
model_provider = "sakana"
[model_providers.sakana]
name = "Sakana Fugu"
base_url = "<公式consoleで表示されたbase URL>"
env_key = "SAKANA_API_KEY"
wire_api = "responses"APIキーの安全な置き方
- config.tomlへAPIキー文字列を直書きしない。
- Git管理下の.envへ入れる場合は、必ず.gitignoreと差分を確認する。迷うならOS環境変数を使う。
- PowerShellで確認するときも、値そのものをechoしない。
- スクリーンショット、作業ログ、CIログ、記事本文にキーを出さない。
- 漏えいした可能性がある場合は、consoleでキーをローテーションする。
Windows / PowerShellでつまずきやすい点
| つまずき | 対処 |
|---|---|
| Unix向けexportをそのまま貼る | PowerShellでは$env:SAKANA_API_KEYを使う |
| 環境変数が次のターミナルで消える | ユーザー環境変数にするか、起動スクリプトで管理する |
| パスや引用符で壊れる | 値に余計な引用符や空白が入っていないか見る |
| APIキーを確認のため表示する | 値ではなく存在確認だけにする |
| Gitに.envが混ざる | git statusとgit diff --checkを必ず見る |
使う前のテストプロンプト
最初から本番リポジトリ全体を任せず、読み取り中心の小さなタスクで動作、応答時間、料金感、出力の癖を見ます。たとえばREADMEの要約、1ファイルのリスクレビュー、差分の論点整理から始めると、失敗しても戻しやすいです。
このリポジトリでは編集しないでください。READMEとpackage.jsonだけを読み、ビルド手順、危険な操作、確認すべきファイルを箇条書きで整理してください。本番リポジトリで使う前の安全チェック
- AGENTS.mdに禁止操作、確認が必要な操作、build/checkコマンドを書く。
- Codexへ触らせるフォルダを限定する。
- 本番反映、push、依存追加、秘密情報表示は確認必須にする。
- 作業前後にgit statusとgit diffを見る。
- Fugu Ultraは難しいレビューだけに使い、軽い作業はFuguや別モデルも検討する。
Codex Fugu設定FAQ
Codex Fuguという公式モデル名がありますか?
Codex Fuguは検索上の呼び方として扱うのが安全です。実際にはSakana Fugu / Fugu UltraのOpenAI互換APIを、Codexのcustom model providerとして設定する流れです。
base URLとmodel IDはこの記事の値を使えばよいですか?
いいえ。記事中の値は例として読み、実際のbase URLとmodel IDは公式consoleのGet Startedで確認してください。モデル名は日付付きで変わる可能性があります。
APIキーは.envに書いてよいですか?
.envを使う場合でもGitに含めないことが前提です。より安全にはOS環境変数や秘密情報管理を使い、config.tomlではenv_keyから読む形にします。
Windowsでも同じ手順で動きますか?
公式手順がUbuntu/macOS向けのワンラインを含む場合があります。WindowsではPowerShellの環境変数設定、パス、手動設定を確認してください。